お知らせ
第23回市民公開講座で“子宮頸がん検診”についてお話させていただきました。
2021年2月28日にくまもと県民交流館パレアホールで「これからの自分のために今できること」と題して第23回市民公開講座が開催されました。コロナ禍の中、94名の方々にご来場いただき、YouTube配信にて76名の方にご覧いただきました。私はこれからの自分に今できることとして“子宮頸がん検診”についてお話させていただきました。
日本では年間11,000人が子宮頸がんと診断され、約3,000人が亡くなっています。日本ではHPVワクチン接種が普及していないため、子宮頸がんの予防は“子宮頸がん検診”のみに頼らざる負えない現状があります。一方で、日本の子宮がん検診受診率は約40%と低迷し、70%を超える欧米諸国には遠く及びません。今回、”子宮頸がん検診“の“問診”から“診察”さらに“結果の確認”までの一連の流れについて具体的に説明させていただきました。“子宮頸がん検診”を習慣化し、上手に利用することのメリットについてもお話させていただきました。会の運営をいただいた熊本産科婦人科学会、熊本県の担当者の方々に深謝いたします。