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わたしの生理はなぜ痛いのか?

あなたは生理痛で悩んでいませんか?個々によって生理の不調や悩みは異なります。20~49歳を対象とした調査で「生理時に鎮痛剤が必要である」。と回答した女性が30%を超えていたとの報告があります。子育てや仕事で忙しい多くの女性が生理痛に悩み苦しみ日々の生活をおくっています。

 

月経困難症という言葉を聞いたことがありますか?月経困難症とは生理に随伴して起こる病的症状のことです。下腹痛、腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、イライラ、下痢、抑うつの順に多いと考えられています。月経困難症の原因には“明らかな病気がある場合”と“明らかな病気がない場合”があります。

 

10歳代から20歳代の女性に多い、月経困難症には“明らかな病気がない場合”が多く、“機能性月経困難症”と言われます。10歳代の月経困難症で悩んでいる女性は婦人科受診のハードルの高さのため見過ごされているケースが多々あります。家庭や学校生活でいつもと異なる変化があれば、周りの家族や先生などから積極的なサポートやサジェスチョンを行っていただきたいと思います。一方で、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などにより強い症状が引き起こされる場合を“器質性月経困難症”と分類されます。器質性月経困難症の場合には治療法として手術療法を選択することもあり、婦人科診察や画像検査による正確な診断が必要です。

 

生理痛の原因は子宮内膜から分泌さるプロスタグランジンが子宮筋を過度に収縮させることが引き金となります。さらに血管のれん縮や子宮筋の虚血を引き起こし、生理痛の誘因となると考えられています。このプロスタグランジンの合成阻害剤が非ステロイド性消炎剤です。治療薬の第一選択として非ステロイド消炎剤がまず使用されますが、実際はこの消炎剤のみでは痛みのコントロールが難しい場合が多いのが現状です。月経困難症の治療は多岐に渡ります。鎮痛剤から低用量ピル、プロゲスチン、GnRHアナログ、黄体ホルモン放出子宮内避妊システム、漢方薬さらには手術療法まで様々です。個々の患者さんにより治療法は千差万別ですので、婦人科での専門的な診療と正しい診断が必要となります。

 

閉経の平均年齢は52歳です。あなたはこれから何年間、生理と付き合っていく必要がありますか?生理痛の解決法は個々によって異なります。近年、様々な治療法が考案されています。生理痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

 

 

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