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新型コロナウイルス感染と婦人科がん

子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどの婦人科がんで治療中またはこれから治療を控えている方、さらには治療が終了した方から新型コロナウイルスとどのように向き合うべきか不安の声が聞かれます。また子宮がん検診で異常を指摘された方も今後の確定診断までの精密検査スケジュールについて多くの心配をされています。

現在、感染爆発が生じている欧米諸国では婦人科がん手術の延期や治療内容の変更などについてさまざまな学会からの提案があります。一方で、日本では新型コロナウイルスについて地域や施設によって状況が異なり、それぞれ柔軟な対応が求められています。

現在の日本のがん治療の現場では「基本的に、通常のがんの診断及び治療に関するガイドラインを遵守することを推奨する。」との方針で診療が行われています。

一方で、がん治療と免疫力低下の関係が取り上げられています。
・がん患者や抗がん剤投与中の方は免疫力が低下している可能性があり、新型コロナウイルスによる肺炎などが重症化する危険性がある。とくに抗がん剤投与中には人混みを避け、手洗いなど一般的な衛生管理を行う。

・比較的近い過去(1~2年以内)にがん治療を経験された方は、免疫力が若干弱くなっている場合があり、新型コロナウイルスへの感染や重症化する危険性があることは否定できない。

婦人科がんでは術前や術後に抗がん剤投与を行うことが多いため、以上の2点については十分に留意する必要があります。今後のがん治療および治療後のスケジュールについて再度担当医に確認をとることをお勧めします。

 

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