お知らせ
コルポスコピー研修会に参加してきました!
2025年1月12日に日本婦人科腫瘍学会第3回コルポスコピー研修会に参加してきました。
今回は東京慈恵会医科大学での開催でした。全国から約100名の婦人科医が参加していました。
コルポスコピーは、子宮頸がん検診で“異常あり”と通知が来た際に、皆さまがまず受けられる検査です。子宮の入り口を特殊な拡大鏡で観察し、必要な場合には生検します。
検査時に酢酸(お酢)を使用するため、腟に染みた感覚や痛みを伴うことがあります。当院では、検査前に「少しお酢を使うので染みるかもしれません。」と事前に説明させていただいています。
講習会を通じて改めてコルポスコピーの奥深さを知りました。
子宮頸がんは、診察医が直接、目で観察できる数少ない“がん”の一つです。正確なコルポスコピーの手技は、がんの早期発見に直結します。また“やりすぎ”の検査や治療を回避することもできます。
今回、研修会で学んだことを明日からの診察に役立てたいと思います!