お知らせ
低用量ピルについてのオンラインディスカッションを開催しました!
2022年6月13日に八木産婦人科医院と当院との合同ディスカッションをWEBで行いました。
月経痛や月経前の症状(イライラ、下腹部痛など)で困っている患者さんが毎日たくさん来院されます。多くの場合には低用量ピルの適応と考えますが、患者さん一人一人のニーズに沿った治療を心がけています。
今回、勉強会ではまず当院から低用量ピル導入時の注意点やShared decision making(SDM)についてお話させていただきました。SDMとは患者さんと医療スタッフとの共有された意思決定のことです。最終的には治療法は患者さん自身に決定していただくことが重要であり、これを医療者側も共有する必要があります。月経痛などの治療の際にはこのSDMが治療のカギとあります。
また今回、低用量ピルの導入時に各クリニックで工夫していることについて2施設間で医師や看護スタッフのみならず、事務スタッフを交えてディスカッションしました。非常に率直な意見交換ができました。明日からの臨床に早速役立てたいと考えます。
八木産婦人科医院スタッフ、あすか製薬の皆さま、貴重なお時間をありがとうございました。